表と裏を攻める
ボディメイキングをするにあたって、引き締めたい特定の部分を集中的にトレーニングするのも大事ですが、すべての筋肉をくまなく使って不均衡を作らないのも大事です。偏った鍛え方をすると姿勢が悪くなったり、怪我をしやすくなったりするので。
意識しないと忘れがちな体の後面の筋肉を鍛えることを重視していますが、前面の筋肉にもなかなか使っていない箇所があるので、両面を組み合わせたスーパーセットが効果的。
胸部と背中、お腹とお尻、前腿と後腿、など、表と裏を組み合わせて2つのエクササイズを3セット休みなしで行います。一方の筋肉を使っている間、反対側の筋肉は休んでいるので短時間でもパフォーマンスが落ちることなくこなせます。休憩しないことで脂肪燃焼効果も得られるのがいい感じー。
首こりには肩甲骨の筋膜リリース
昨日は先週風邪でダウンしていたクライアントさんとのセッションでした。
風邪で休んでいたときに変な寝方をしたのか、家族みんなが風邪を引きその世話によるストレスなのか、左首の付け根が凝っているように痛いとのこと。
私は医療従事者ではないので治療をすることはできませんが、休んでいたことにより肩甲骨の動きが鈍くなっているのがわかったので、肩甲骨を中心に背中上部を筋膜リリース&ストレッチ。そのあとはいつも通りのメニューをこなしていきました。
で、セッション終了後に「肩甲骨が動くようなって、首の張りもなくなりました」とのこと。よかったよかった。
私自身も首や肩のコリは肩甲骨周辺の筋膜リリースで治る場合が多いです。こってる場所を揉んでもほぐしてもどうにも治らないときには、別の場所にあるトリガーポイントを見つけてほぐしてあげる方が早いことも。
ちなみに、フォームローラーを使って筋膜リリースする場合のポイントは、その姿勢です。腰が反ったり体が歪んだりしないように、コア筋を使ってお尻を上げてまっすぐな体幹を保ちましょう。
地味な動きで体幹を鍛える
ダイナミックな動きも好きですが、地味に微妙な動きで普段気に留めない筋肉を意識するのも好きです。
地味なので見た目にはわかりませんが、実際は結構苦しいし、なかなか満足いくほどうまくできないのがもどかしい。コアトレってそんなもん。
このエクササイズ自体をうまくなることよりも、この動きを体が覚えて毎日の生活でより効率のいい体の使い方ができることが目的なので、地味ーに地道に繰り返し繰り返しがんばります。
トレーニングに求めるのは絶対的なパーフェクトじゃなくて、その時にできることをできる限りやるだけなんですよねー。ふむ。