エクササイズのグループレッスンとプライベートセッションの違い
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現在のクライアントには、プライベートでしかトレーニングを行っていないのですが、今後少人数でのグループレッスンもしたいと考えています。どちらにしても、年齢に関係なく、健康的で美しく機能的に動けるための身体作りが目的です。
私自身もいろんな種類のエクササイズにチャレンジし、何年もグループレッスンを受けてきていています。パーソナルトレーニングに関しては、現地の方と日本人の方の両方から受けたことがあります。そこで、今回はレッスンを受ける側として、それぞれのメリット&デメリットについて書いてみたいと思います。
グループレッスン
メリット:
- 社交の場としても楽しい。友達もできる
- 共にがんばる仲間がいると心強いし、励みになる
- 低コストで済む(最近はClassPass などもあって、低予算でいろんなスタジオが試せるのも嬉しい)
- どの運動レベルの人も始められるクラスが多い
デメリット:
- ある程度まで上達するが、ある一定のレベルに達するとそこからの上達は難しい(上級クラスに上がっても後々は頭打ちとなる)
- インストラクターに個人的に質問したり、姿勢や微妙なクセを直してもらうのは難しい(上達しなかったり、バランス悪く筋肉がついたり、最悪ケガをすることも)
- 集中力を失いやすく怠けやすい(頻繁に通っているのにうまくならないという場合は、プログラムに慣れて惰性で体を動かしてることも)
- プログラムに飽きやすい(インストラクターやスタジオにもよる)
- 内向的な人は周囲に馴染めず孤独を感じる
プライベートセッション
メリット:
- 自分に合ったレベルと内容でプログラムを組んでもらえる(醍醐味ですね)
- 手取り足取りの指導で、適した体作りと正しい姿勢や動きが身につけられる
- 集中力が持続しやすい(マンツーマンだといい意味で緊張感もある)
- 常に上達できる(トレーナーの腕次第)
- プログラムに飽きない(トレーナーによるかも)
デメリット:
- コストがかかる(グループレッスンに比べると)
- 自分の希望に合うトレーナーを見つけるのは容易ではない(トレーナーの得意分野だけでなく、性格や波長が合うかも大事)
- トレーニング内容には飽きずとも、トレーナーとの関係がマンネリ化することも(馴れ合いの老夫婦みたいな感じ?)
まとめ
グループレッスンは環境がよければ楽しく続けられるし、プログラム次第ではある程度の身体的&運動能力的な向上もできます。その後に伸び悩んだり、飽きてきたりした時にどうモチベーションを保つかが鍵ですね。レッスンで仲良くなった友人たちと共にモチベーションを上げていくか、他のグループレッスンを試して環境を変えてがんばるとか。体作りやテクニックの点では、グループレッスンだけで極めることは難しいので、自習もしなければいけないでしょう。
プライベートセッションに関していうと、経済的な面は本当にやる気があればクリアできることが多いので、トレーナーの腕と人柄に左右される部分が大ですね。基本的に身体作りや運動能力の向上は、グループレッスンと比較すると効率的ですが、それでも最終的にはトレーナーの力量次第ということになります。マンネリになるかならないかも、トレーナーの姿勢ややり方次第なので、やはり自分に合うトレーナーを見つけないことには始まりませんね。
グループレッスンをする場合は、環境とプログラムがある程度満足いくのならよしとし、身体的変化についてはそこまで期待をしない。プライベートセッションでは、とにかく自分に合うトレーナーに出会うまでは妥協をしない方がいいのかもしれません。
グループレッスンとプライベートセッション、どちらにもメリット&デメリットがあり、互いにそれぞれの良し悪しを補完するような役割があります。グループレッスンではできない自習の意味でプライベートセッションを受けるとか、プライベートセッションでは得られない仲間を作り場所としてグループレッスンを受けるとか。そういうレッスンの受け方が一番理想だし、それぞれの目的に合ったグループレッスン&プライベートセッションに出会えれば最高なのかもしれません。
そんな理想的なプライベートセッションもグループレッスンも提供できるように、私もトレーナーとしてがんばろう。うんうん。